interview-mori
京都文教大学2017年度秋季(2018年2月1~2月3日)
授業日程
インタビュー術の基礎
オーラルヒストリーインタビュートビジネスインタビューの基本
インタビュー史
インタビュー術の応用
インタビューマナー
5感を鍛える感性トレーニング
情報伝達の基本5W2
2月1日(木)
2月3日(土)
2月2日(金)
インタビュー実践
インタビュー術~基本編
インタビュー術~本音を引き出す高等技術
質問票の作成
インタビュー実践(外部協力者にスカイプを使ってテレビ電話によるインタビューを実践)
文章編集の基礎と実践
伝わる文章のコツ
文章編集の意義と基本的な考え方
取材術
書き出しのコツ
総合学習
テーマディスカッション
インタビュー実践
一般の方に協力していただき、「就活・就職、働く」をテーマに、スカイプを通じたテレビ電話インタビューを実践しました。
事前にプロフィールを提供していただき、学生たちが質問内容を組み立てたものです。
*映像はプライバシーや特定個人・団体に配慮し、一部加工してあります。
杉田班
外食産業から米軍基地勤務に転身したKさん
杉田班は、米軍三沢基地に勤務されているKさんにインタビューしました。
元外食産業勤務で、現在は三沢基地内のホテルマンとして働くKさん。何が転身のきっかけになったのか、知られざる米軍基地内の日常について、最年少コンビがどこまで迫れたでしょうか。
鶴長班
超エリート商社マン出身のUさん
鶴長班は、元エリート商社マンで現在は独立開業されているUさんにインタビューしました。
国立大学卒業後、大手総合総社に入社。海外勤務を経て最先端事業を担当するなど、超エリート街道をまい進していたUさんが、なぜ、退職して独立の道を選んだのか。3完成コンビが高難易度のインタビューに挑みました。
壬生班
オーストラリアで小学校教員をしていたSさん
壬生班は、オーストラリアに留学し、そのまま現地で小学校教員として勤務された経験を持つSさんにインタビューしました。
そもそもなぜオーストラリアにわたったのか、かの地での就職活動は日本とどう違うのか。教員としての経験、日常、オーストラリアの教育事情など、話題は多岐にわたりました。
宮田班
元銀行員のOさんに聞くOLの仕事
宮田班は、元銀行員のOさんにインタビューしました。
新卒で入行し、窓口業務のほか、出入金管理や電話対応などを経験したOさんに、就活のこと、銀行の日常、仕事で感じたやりがいなどをうかがいました。
比較的に年齢の近い先輩だったので、参考になる話が多かったようです。
植村班
謎の職業Nさんの仕事とは
植村班は、「メンタルプロデューサー」という聞きなれない職業をされているNさんにインタビューしました。
メンタルプロデューサーとはいったいどんな仕事か?
元エンジニアで幅広い職業経験を経て現職にたどりついたNさんの仕事に対する哲学に話が及びました。
大学生にはちょっと難易度の高い話でしたが、がんばって話についていっています。
伊藤班
様々な職業体験を持つSさん
伊藤班は、ラジオパーソナリティや学習塾経営、動物園勤務など、幅広い職歴を持つSさんにインタビューしました。
それぞれの職業に就いたきっかけ、様々な職業体験を通じて感じた働くことの意味などに話が及びました。
世間的にはなじみのないちょっと変わった職業体験を持つSさんですが、それぞれの職業についたきっかけは意外なものでした。
山口班
情報産業出身で脱サラ起業したMさん
4回生3人組、山口班が選んだのは、就職情報誌の展開などで有名な某社出身のMさん。
やっぱり、就職を控えた4回生だけあって気になるみたいです。
社会のこと、実際に会社で働くとはどういうことか。情報産業の仕事から脱サラ起業して販売業に転じたMさんの仕事観などにも話題が広がりました。
山元班
会社員とミュージシャン、二足の草鞋のKさん
山元班は、会社員として働くKさんにインタビューしました。
宅配会社の営業や催事販売など接客業の経験が長いKさんには、現役のプロミュージシャンというもう一つの顔がありました。
会社員とミュージシャンをどのように両立させているか、その生活を通じてKさんが得たものとは何だったのでしょうか。
総合学習
授業の最終日には、これまで学習したインタビュー術や情報整理術を応用した総合学習として、テーマディスカッションを実施しました。
取り上げたテーマは「成人年齢18歳に引き下げは是か非か」です。
生徒たちの中には、18~19歳の未成年と、成人したばかりの20、21歳がそれぞれおり、関心の高いテーマになりました。全生徒を反対派と賛成派の2派にわけ、まずはそれぞれで情報収集。情報をもとに派内で議論して論拠を組み立て、代表2人ずつによるディスカッションを行いました。
テーマディスカッション<前編>
まずは互いの主張を展開
反対派と賛成派それぞれの代表2名が、持ち時間各5分で、基本的なスタンスとその論拠を示す。
ここではお互い反論せず、まずは主張を述べ合う。
テーマディカッション<後編>
前編で展開したお互いの主張をもとにディスカッションを重ねる
後編では、前編での互いの主張を踏まえて議論を行う。
けっこう白熱した議論になった。
反対派代表で2回生の杉田さんのがんばりはなかなかのものでしたが、賛成派も4回生井和丸さん中心に反論を重ねました。